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荒川橋梁(あらかわきょうりょう)は埼玉県大里郡寄居町鉢形と同寄居の間で荒川に架かる東武鉄道東上本線の橋である。 == 概要 == 当橋は玉淀駅のすぐ南側の場所の荒川と交差する場所である、荒川河口から93.7キロメートルの地点に位置し、形式は水面と橋面の高低差が大きいことから3径間の上路式鋼プラットトラスで、橋長162.4メートル、最大支間長46.939メートル、鋼材重量117.682 tf(重量トン)の鉄道橋梁である〔歴史的鋼橋: T5-063 荒川橋梁 - 土木学会附属土木図書館〕。 また、主径間である単線上路プラットトラスの他、側径間である両端のそれぞれ1径間はともに長さ9.8メートルの単線上路プレートガーダーで接続されている〔。トラス桁を構成する垂直材や斜材は、細かなトラス構造を有したシングルレーシングが多用されているほか、一部でダブルレーシング構造も見られる。垂直材および斜材はガゼットプレートによって上弦材および下弦材に接合されている。キャットウォーク (保線作業用の通路)および高欄が橋の両側に設けられている。水面までの高さは16メートルである〔昭和47年9月14日『埼玉新聞』7頁。〕〔実際は河床の低下によりさらに高い。〕。 両岸とも河岸段丘になっていて〔p.5 - 埼玉県立川の博物館〕低水路と断崖上の段丘面との高低差が大きいことから堤防などの河川設備がなく、橋は右岸側と左岸側の段丘面を直接結んでいる。1925年(大正14年)竣工の当橋は上路式のトラス橋としては埼玉県では最古の橋である。なお、下路式で最古の橋は見沼代用水に架かる秩父本線の見沼代用水橋梁が1920年(大正9年)である〔p.2 - 埼玉県立川の博物館〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「荒川橋梁 (東武東上本線)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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